株式会社LIMNO 代表取締役社長 木村裕一様の受賞コメント
この度このような名誉ある賞を受賞できたことを光栄に思い、心から感謝申し上げます。
今回この賞に応募させていただくにあたり、現場主導でノーコードアプリ開発ツールを活用してDXを推進し、会社全体を変革するという取組みの成果が非常に大きかったということでエントリーさせていただきました。
ツールを導入すると決めてから、あっという間に70ものアプリが生まれ、現在40のアプリが稼働しています。現場主導でDXが推進され、DX推進の起爆剤そして促進剤にもなったのがノーコードアプリ開発ツールです。今回の取り組みは、現場が主導して進めてくれました。この賞は現場の志のある、会社を変革していこうと努力している社員たちに贈られたものだと思っています。この受賞を通じて社員たちも勇気づけられることに感謝しています。
当社は以前、相手先ブランドの受託開発や受託製造を行う会社でした。2年半ほど前に社会課題を解決する会社に変わり、自社ブランドのサービス・ソリューションを提供する企業への変革をはじめました。その時にデザイン経営とオープンイノベーション、そしてDX推進の3つの取組みを促進すると決めました。
DX推進にあたってはITに対するアレルギーや仕事のやり方を変えることへの抵抗感もありました。ただ、自分自身でもノーコードアプリ開発ツールを体験し、ITのリーダーに他は考えなくても良いのでノーコードアプリ開発ツールを使ってDXを推進して欲しいと依頼しました。さらに、ノーコードツールベンダーであるアステリア社のエバンジェリストの方に来てもらい、DXとは何かといった解説や、ノーコードアプリ開発ツールの「Platio」の良さを伝えてもらったところ、その日から現場で社員によるアプリ開発が始まりました。
ノーコードツールの良さをすぐに実感できたことで、DXが推進され、新しい事業が次々と生まれています。DXを推進するにあたって、ノーコードアプリ開発ツールがどれだけ役に立つのかを改めて実感しています。日本が失われた30年から大きく経済活性化をしようとしている今、すべての日本企業の現場で、現場の創意工夫をそのまま活かせるノーコードアプリ開発ツールが非常に有効であることを私たちの経験から証明できたと思います。必ず効果が出ると確信しておりますので、ぜひ全国の企業の現場でもノーコードアプリ開発ツールを活用いただきたいです。